東日本国際大昌平 甲子園2回戦で6-2勝利:5回に5得点、照沼が青森山田打線を5回1失点
東日本国際大昌平が2026年8月13日、第108回夏の甲子園2回戦で青森山田を6-2下した。5回に5得点、照沼優貴が先発5回1失点。福島初出場の東北対決。
2026年8月13日(木)、第108回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に初出場の福島県代表東日本国際大昌平(東日大昌平)は、阪神甲子園球場で行われた2回戦の東北対決で青森山田と対戦。5回裏に5得点を奪い6-2とリードを広げた。エース右腕照沼優貴は強力な青森打線を5回まで1失点に抑え、大会屈指の打線力を誇る相手に対し無得点で立ち上がった攻撃が、ついに目を覚ました。
編集部注:本記事は、テレビユー福島、スポーツブル、福島民報、ABA青森朝日放送の試合報道、および日本高等学校野球連盟・阪神甲子園球場の大会日程データ(2026年8月13日)をもとに整理したものです。
試合概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 第108回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園) |
| ラウンド | 2回戦 — 第9日・第2試合 |
| 日付 | 2026年8月13日(木) |
| 開始時刻 | 16:00(予定) |
| 会場 | 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市) |
| 報道スコア | 東日大昌平 6、青森山田 2(終盤時点) |
| 東日先発 | 照沼優貴 |
イニング別得点(8回終了時点)
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 青森山田 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
| 東日大昌平 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 6 |
東日大昌平は4回裏に先制点を奪い、続く5回裏で5得点——打順が一巡する攻撃——を重ねて試合の主導権を握った。青森山田は6回と7回に各1点を返したが、点差を縮めきれなかった。
東日大昌平がリードを築いた経緯
照沼が序盤の青森打線を封じる
照沼は8月8日の1回戦で白樺学園を2-1で破り、141球の完投勝利を挙げていた。4日間の休息を経て、いつもの140km台前半のストレートとスライダーでマウンドに戻った。5回までに強力な青森打線を1失点に抑えた。青森の打線は左のテーブルセッターと右の中軸強打者で構成されている。
試合前の分析では、青森の1・2・3番左打者が照沼にとっての最大の試金石と指摘されていた。1回戦では左打者を打率.100未満に抑えた一方、唯一の自責点は右打者から許した。8月13日、エースは序盤のフレームでその課題をほぼ克服し、攻撃が目覚めるまで福島を接戦圏内にとどめた。
4回:金澤が突破口を開く
双方3回まで無得点の後、東日大昌平は4回裏についに得点を挙げた。1番大玉峰が左翼線にヒットを放ち、暴投と犠打で進塁、2アウトで三塁まで進んだ。クリーンアップ近くの6番金澤拓実が中前適時打で1-0と先制した。
本塁打を待たずに走者を出して点を狙う——東日大昌平が大会を通じて重ねてきた小技の連続だった。県大会では、福島5連覇の聖光学院を準決勝で破り、決勝の学宝石川を大差で下して甲子園出場を決めていた。
5回:5得点の攻撃、打順一巡
決定的な爆発は5回裏に訪れた。無死一塁から9番河内一晟が左翼奥への2点二塁打で2-0とした。青森山田は止血できなかった:
- 1死満塁で4番緑川風馬が二塁ゴロ——その間に1点が入り3-0。
- 犠打でさらに1点を追加した後、金澤が再び中前適時打——2アウト走者二・三塁から2点目の打点安打。
この攻撃で9人の打者が打席に立ち、青森が3アウトを取る前に6-0まで広げた。金澤はこの回だけで2本のクラッチヒットを放ち、1回戦では攻撃が控えめだった東日大昌平にとって大きな一転となった。
青森の反撃
青森山田は1回戦で6-0とリードしながら遊学館と6-5の接戦を制した強豪だが、簡単には折れなかった。6回と7回に各1点を奪い、点差を6-2まで縮め、照沼と福島のブルペンに終盤まで4点差の守りを求めた。
両校にとっての意味
東日大昌平:2勝目を狙う初出場校
東日大昌平——正式名称東日本国際大学附属昌平高等学校——は春・夏いずれの甲子園にも初出場。1回戦の白樺学園戦勝利は、2023年の聖光学院以来、福島県勢の夏甲子園初勝利であり、1975年に準々決勝進出したいわき以来、いわき地区の学校にとっても初の勝利だった。
県大会でのブレークスルーには、強豪聖光学院を3-2で破った準決勝の番狂わせと、学宝石川への10-7の決勝勝利が含まれる。1回戦の英雄入江町隼人は、牽制プレーのビデオ判定覆しの後、9回にサヨナラ適時打を放った——甲子園の新リプレイ制度下での初期の覆し判定の一つだった。
青森山田に勝てば、福島はベスト16進出を果たし、大会屈指の下克上ストーリーを続けられる。
青森山田:経験対モメンタム
青森山田は夏甲子園13回目の出場で、2年ぶりの全国舞台で深く進むことを目指していた。1回戦の遊学館戦は、3回までに6得点という攻撃力と、単敗トーナメントでリードが縮まったときの脆さの両面を示した。
福島出身の主将郡司空礼也は、初戦で夏初安打を記録した後、地元の相手との対戦前にこう語っていた:「全員がやるべきことをやれば勝てる。だから一緒に準備して、次の試合に臨みたい。」 8月13日、青森には逆転勝利が必要だった。
対戦表への影響
第9日の2回戦には有明対長崎日大、大分商業対英明などの対戦もあった。東北対決の勝者は3回戦へ進み、49校から始まったトーナメントではおよそ13校が残る。決勝は8月22日。
東日大昌平にとって、5回の爆発は、複数の投手を使いながら甲子園に到達した相手の投手陣を打ち崩せるかという試合前の疑問に答えた。青森山田にとって、6-2の穴は、初出場校をタイトな試合を投げ切れるエースに対して油断させた代償を物語った。
討論
8月まで甲子園の土を踏んだことのなかった福島の学校が、夏13回出場の強豪に対し4点差を築いた——5回がその物語を語った。
1. 金澤は1回戦全体でわずか2得点しか奪えなかった東日大昌平が、5回だけで2本の適時打から3打点を記録した。この1イニングの爆発は、それ以外は低得点勝利を積み重ねるチームの評価を変えるか?
福島はこの攻撃の勢いを維持できるか、それとも青森のブルペンに対する1イニングのスパイクに過ぎないのか。
2. 照沼は4日前に9イニングを投げ、打線の左右配分を試す相手に再登板した。1回戦の完投負荷は2回戦のエースにどれほど影響するか——そして6-2のリードを守るために、いつ監督はブルペンに回すべきか?
青森は1回戦で救援にエース左腕川久保弘之佑を温存していた。8月13日、その投手運用の差は表れたのか。
第108回夏の甲子園で、東日大昌平は照沼とこの5回の攻撃をどこまで乗り切れるか、あなたの見立てを聞かせてください。