パリRER A線ワン・フェレ線路更新が8月23日完了、ヴァンセンヌ—ヌワジ区間は24日から通常運転
2026年8月23日、パリ近郊鉄道RER Aのヴァンセンヌ—ヌワジ・ル・グラン区間で実施されていた2週間の線路(ワン・フェレ)更新工事が最終日を迎えた。レール・分岐器・道床の交換を含む大規模改修で、RATPは8月24日から通常運転再開を予定している。
2026年8月23日(日)、RER Aのヴァンセンヌ—ヌワジ・ル・グラン—モン・デステ区間における2週間の運休の最終日を迎え、パリ近郊の通勤客は、欧州で最も混雑する通勤路線の一つにおける大規模なワン・フェレ(線路)更新——レール・分岐器・道床の交換——の一区切りを迎えた。運営会社RATPは、閉鎖区間の通常列車運転が**8月24日(月)**に再開される予定だと発表した。
運休は8月8日(土)に始まり、ヴァンセンヌ(ヴァル・ド・マルヌ県)とヌワジ・ル・グラン—モン・デステ(セーヌ=サン=ドニ県)間のマルヌ・ラ・ヴァレー支線でRER Aの全列車が止まった。ヴァル・ド・フォントネー、ヌイイ=プレザンス、ブリ=シュル=マルヌ、ヌワジ・ル・グラン—モン・デステの各駅は工事中、列車は停車しなかった。
編集部注:本記事は、France Télévisions(franceinfo)、Le Parisien、InfoRadar、ヌワジ・ル・グラン市、RATPの運行情報(2026年8月8〜23日)をもとに整理したものです。時刻表やシャトルバスの詳細は変更される場合があります。出発前にRATPでご確認ください。
実施された工事内容
8月の運休は、RER A東支線の約80kmの線路と47基の分岐器を近代化する15年計画の最初の大規模フェーズだった。今夏の作業はヴァル・ド・フォントネー付近の約2km区間に集中し、重機が旧レールを撤去し、道床(線路下の砕石層)を更新し、新しい枕木とレールの敷設準備を進めた。
プロジェクトマネージャーのフレデリック・ルガールはフランスのメディアに対し、交換対象のインフラは約半世紀前のものだと語った。RATPはこの路線で40〜50年ごとにワン・フェレの全面更新を行う——西支線は1993〜1998年、中央区間は2015〜2021年に近代化され、東支線の工事は2040年代初頭まで続く見込みだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運休期間 | 2026年8月8〜23日(両日含む) |
| 閉鎖区間 | ヴァンセンヌ ↔ ヌワジ・ル・グラン—モン・デステ |
| 今夏の工事 | ヴァル・ド・フォントネー付近 約2km |
| 全体計画 | 約15年かけて約80kmの線路、47基の分岐器 |
| 運転再開 | 2026年8月24日(月) |
ヴァル・ド・フォントネーでは、運休期間中に線路下の地下歩行者通路の設置も進められた——同一工事現場に関連する別の近代化プロジェクトだ。
RER Aに更新が必要な理由
RER Aは7県、41市町村、46駅を結び、1日あたり100万人超の乗客を運ぶ。その利用強度は軽量路線よりもレール・枕木・道床の摩耗を早め、老朽化した線路は遅延や機器故障のリスクを高める。
ルガール氏は、運営側は数年にわたる全面停止ではなく、毎夏短い区間を閉鎖する方針だと述べた。2027年にはボワシー=サン=レジェール方面への工事が続く見込みで、東端の仮終着はラ・ヴァレンヌ—シェヌヴィエールに移され、シュシー—ボヌイユとボワシー=サン=レジェールでは運転が止まる。2026年10月16〜29日には、ラ・ヴァレンヌ—シェヌヴィエールとボワシー=サン=レジェール間で夜間閉鎖も予定されている。
代替バスと迂回ルート
運休期間中、RATPは3系統の代替バスシャトルを運行した:
| シャトル | ルート | 備考 |
|---|---|---|
| 赤(各停) | シャトー・ド・ヴァンセンヌ → ヌワジ・ル・グラン—モン・デステ | 閉鎖駅すべてに停車;約8分間隔 |
| 茶色 | ノジャン=シュル=マルヌ → ヌワジ・ル・グラン—モン・デステ | 直行 |
| 緑 | シェル=グルネ(RER E) → ヌワジ・ル・グラン—モン・デステ | 平日ピーク時のみ(6〜10時、16〜20時) |
バスの所要時間は列車よりはるかに長かった:各停シャトルは約50分と案内され、多くの乗客は通勤時間が45分以上延びたと報道陣に語った。
RATPは、接続バス路線(113、114、118、120、124、206、210、306、520など)や、可能な場合はRER Eを鉄道の代替として案内した。オンラインの旅程プランナーも混乱期間向けに更新された。
路線全体への波及
ヴァンセンヌ—ヌワジの閉鎖は、RER Aの他の工事とも重なった。ナシオン駅は2026年8月30日まで閉鎖のままで、列車は通過するが停車しない——パリ中心部への乗り換え客にとってはさらなる混乱だった。
時期はディズニーランド・パリの来園客にも影響した。同園へはマルヌ・ラ・ヴァレー—シェシー方面のRER Aを利用する人が多い。RATPと地元の観光サイトは8月に迂回ルートの案内を公開した。
月曜日に通勤客が期待できること
RATPは、ヴァンセンヌ—ヌワジ・ル・グラン区間の通常運転が8月24日の始発から戻る見込みだと述べた。再開当日は工事後の試運転や残作業により直前の変更があり得るため、出発前にRER Aのウェブサイトとアプリで確認することが望ましい。
東支線沿線の住民にとって、8月23日の節目は一つの混乱期間の終わりだが、長期改修の物語は続く。夏の線路更新は約15年間、毎年続く見込みで、各シーズンごとに新たな部分閉鎖が発生し、ワン・フェレは区間ごとに再建されていく。
討論
パリは大量の通勤客を素早く運ぶためにRERを建設した——その約束を守るには、今や何年にもわたる部分的な運休を受け入れることが必要だ。
1. 年間の残りの期間、故障が減る代わりに毎夏2週間、通勤が45分長くなることを許容できるか?
RATPは、長期にわたって全面停止できない路線では、周期的なワン・フェレ更新が大規模な故障を防ぐと主張している。
2. 15年の夏にわたって線路工事を分散させる方が、一度の長期閉鎖より乗客にとって公平か?
「真珠のネックレス」方式は各運休を小さな区間に限定するが、東支線の乗客は2040年代初頭まで毎年8月の混乱に直面し続けることになる。
今月、代替バスに乗った方は、何がうまくいき、月曜の再開前にRATPがまだ直すべき点は何だったか?