NHK「ファミリーヒストリー」竹井壮篇「離された母のゆくえ」放送、9歳で別れた母を43年後に追う
NHK総合の家系ドキュメンタリー「ファミリーヒストリー」が2026年8月13日、タレント・元十種アスリート竹井壮の篇「離された母のゆくえ」を初放送。9歳で母と別れ、兄・丈の死を経た43年の空白に何があったのか、番組概要と放送情報を整理。
2026年8月13日(木)、NHKは長寿の家系ドキュメンタリー 「ファミリーヒストリー」 の新エピソードを初放送した。タレントで元十種競技日本代表の 竹井壮 が主役で、タイトルは 「竹井壮 離された母のゆくえ」。NHK総合テレビで45分の枠組みとして、9歳のときに別れた母——43年間まとまった形で知らなかった家系——を追った。
編集部注:本記事はNHK番組表・各回紹介、ならびにMANTANWEBほか日本のエンタメメディアの放送前報道(2026年8月13日)をもとに整理したものです。回の具体的な内容は、NHK公式資料に記載された範囲に限って述べています。
番組の内容
NHK公式のあらすじは、竹井の人生を視聴者が知る「今の彼」を形作った困難の連鎖として描いている:
| テーマ | 内容(NHK公表) |
|---|---|
| 両親の離婚 | 幼少期に両親が離婚し、母が家を出た |
| 父の不在 | 父が帰宅しなくなり、兄と二人きりで暮らした |
| 兄・丈の死 | 俳優を志し、お笑い芸人 坂東忍 のアシスタントを務めた兄 丈(さとる)が24歳でがんで死去 |
| 母の行方 | 9歳で母と別れ、どこへ行き、なぜ去ったのかを調査 |
| 43年の空白 | 40年以上後、初めて母についての真実に触れる |
番組は、兄の死後に竹井が立てた誓い——放送前日の 2026年8月12日、兄の命日 30周年 にあたる日——についても掘り下げた。竹井は近年、公の場でその誓いについて語ってきた。
放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | ファミリーヒストリー |
| 回 | 竹井壮 — 離された母のゆくえ |
| 放送局 | NHK総合テレビ |
| 初回放送 | 2026年8月13日 午後10時〜11時(日本時間) |
| 尺 | 45分 |
| 司会 | 今田耕司 |
| ナレーション | 一城よし子 |
NHKは同日 午前8時50分 にも、夏の番組ラインナップの一環として本回の 1分間の宣伝枠 を放送した。
竹井壮とは
竹井壮(1973年5月6日生、東京都 葛飾区 出身)は、日本でもっとも顔が広いメディア人の一人——元 十種競技日本代表 で、後にテレビタレントとして 「百獣の王」 を自称し、別の顔を見せた人物だ。
名声への道は型破りだった:
- 中学・高校で学業に優れ、奨学金を得て大学へ進学
- 大学で競技を始め、わずか 2年半 ほどの経験で 1997年 に十種日本選手権を制覇
- 現役引退後は野球、自転車、ゴルフ、陸上などプロ選手のコーチ・トレーナーとして働いた
- 30代後半 で本格的にエンタメ界へ進み、MC、コメンテーター、時には俳優としてキャリアを築いた
竹井は過去のインタビューで、若い頃の深刻な経済的不安——車中生活の時期もあったこと——や、兄の死が野心の方向を変えたことについて語ってきた。2026年8月12日、兄の命日をSNSで記し、「二人分」 生き、兄が持てなかった一日を無駄にしないよう努めていると綴った。
NHK「ファミリーヒストリー」について
ファミリーヒストリー は、俳優、アスリート、お笑い芸人、文化人などの著名人が専門の系譜学者・歴史家とともに家系を調べる、NHKの看板ドキュメンタリー形式だ。過去の出演者には俳優 竹内涼真、お笑い芸人 錦鯉( 長谷川雅紀 )、野球界のレジェンド 三浦大輔 などがいる。
戦時中の歴史、隠された養子縁組、本人も知らなかった家族のタブーを暴くことで知られる。各回は資料調査、生存する親族へのインタビュー、秘密が明かされる瞬間のカメラ前の感情を組み合わせる。
竹井篇は、同シリーズの多忙な週に放送された:8月8日 には 錦鯉/長谷川 篇が初放送され、夏のスケジュールの中で 8月13日 の夜、ニュース番組や他の特番と並ぶ形で竹井篇が枠に入った。
なぜこの物語が心を打つのか
放送前から、日本のメディアは二つの日付の重なりを取り上げた:兄・丈の 命日30周年 が 8月12日、翌晩の ファミリーヒストリー 初放送だ。竹井の公的な人物像——絶えずエネルギッシュで、身体的に強靭で、金銭感覚も鋭い——は、育ちについて時折見せる脆さと長い間対比されてきた。
NHKが問いかけた中心——母はどこへ行き、去った真相は何だったのか——は、親子の別離、兄弟の死、家族内の長年の沈黙 がいまも感情的に重いテーマである日本で、深く刺さるものだった。著名人のプロフィールと家系調査を組み合わせるドキュメンタリーは日本で常に大きな視聴率を集め、ファミリーヒストリー はそうした私的な傷を共有の文化的物語として扱うことで、忠実な視聴者層を築いてきた。
討論
1. 有名人が数十年にわたる家族の傷を全国放送で開くとき、誰が得をし、何が失われるのか?
ファミリーヒストリーのようなドキュメンタリーは和解と歴史的な明らかさをもたらすこともあるが、同時に私的な悲しみを公的な記録に永久に結びつけることもある。
2. 竹井は亡き兄の分も生きると語ってきた。行方不明の親を追うことはその誓いを変えるのか、それとも深めるのか?
疎遠になった家族の物語はどう語られるべきか、ある真実は家族の内にとどめるべきか——あなたの考えを聞かせてください。