ミッチェル・スターク、22球で5人撃墜—デール・ステイン超え440試合門、マッケイ第2戦
ミッチェル・スタークがマッケイで22球5人撃墜、デール・ステインを抜き試合通算440門に到達。8月22日昼休み時点でバングラデシュは35-6、オーストラリア対バングラデシュ第2テスト初日。
ミッチェル・スタークは2026年8月22日(土)、マッケイのグレートバリアリーフアリーナで行われた対バングラデシュ第2テスト初日、近年のテスト史でも屈指の破壊力を誇る先発スペルを見せ、22球で5人を撃墜した。左腕速球投手の5人目の打者退場で、キャリア通算テスト440門に到達し、南アフリカの名投手デール・ステイン(439門)を抜いて歴代単独10位に浮上した。
昼休み時点でバングラデシュは35対6——上位6人の打者のうち4人が無得点退場——と崩れ、スタークは先頭7オーバー以内に単独で相手を12対5まで追い込んでいた。このスペルは、バングラデシュが6日前にダーウィンで9ウィケット差の歴史的勝利を収め、オーストラリア本土で初のテスト勝利を挙げてからわずか6日後の出来事だった。
編集部注:本記事は、ESPNcricinfo、BBC Sport、The Times of India、Hindustan Times、cricket.com.auの2026年8月22日の試合報道をもとに整理したものです。門数と節目の数値は、マッケイ第2テスト初日時点のものです。
試合概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ | バングラデシュ・オーストラリア遠征2026 — 第2テスト |
| 日付 | 2026年8月22日(土) |
| 会場 | グレートバリアリーフアリーナ(ハラップ・パーク)、マッケイ |
| トス | オーストラリアが先攻でボウリングを選択 |
| 昼休み時のバングラデシュ | 35対6(26オーバー) |
| スタークの先発スペル | 22球で5人撃墜 |
| スターク通算テスト門数 | 440(デール・ステイン超え) |
スタークがバングラデシュを崩した経緯
初球、初門
キャプテンパット・カミンスは晴れたマッケイの朝、先攻ボウリングを選択し、スタークは初球からその判断を正当化した。シャドマン・イスラムはリーディングエッジでグリーにキャッチされ無得点退場——スタークがテストイニングスの初球で門を取ったのは4回目で、過去にはディムス・カルナラトネ、ロリー・バーンズ、ヤシャスヴィ・ジャイスワルらを初球で仕留めた記録がある。
22球で5人
続く展開は稀な速さの崩壊だった。スタークはダーウィン勝利の要となった101を記録したタンジド・ハサンを無得点で退場させ、続けてキャプテンナジュムル・ホッサイン・シャントもLBWで無得点に仕留めた。モミヌル・ハケは上がった球をエッジしキャメロン・グリーンのグリーキャッチとなり、リトン・ダスもLBWで退場——スタークの5人撃墜が完成した。
| 打者 | 退場の形 | 得点 |
|---|---|---|
| シャドマン・イスラム | グリーキャッチ(スターク) | 0 |
| タンジド・ハサン | キャッチ(スターク) | 0 |
| ナジュムル・ホッサイン・シャント | LBW(スターク) | 0 |
| モミヌル・ハケ | グリーキャッチ、グリーン b スターク | 0 |
| リトン・ダス | LBW(スターク) | 4 |
リトン・ダスが退場した時点でバングラデシュは12対5。5人の門はすべてスタークのものだった。このスペルはテスト史上最速クラスの5人撃墜のひとつに数えられる——スタークはすでに最速記録を持ち、2025年の西インド諸島戦ではわずか15球で5人を仕留めている。
カミンスも加わり追い打ち
パット・カミンスは昼休み前にムシュフィクル・ラヒムをボウルアウトし、バングラデシュを35対6に追い込んだ。休憩後はジョシュ・ヘイズルウッドとカミンスが圧力を継続し、バングラデシュは最終的に64で全アウト——テスト史上4番目に低い総得点で、初日わずか34オーバーの打撃に終わった。スタークは10オーバー6対12で終え、イニングス最多得点のショリフル・イスラム(14)を再登板で退場させた。
デール・ステインを超え、スタークがトップ10入り
朝の5人目の門はキャリアの節目でもあった。この退場でスタークは107試合でテスト440門に到達し、93試合で439門でキャリアを終えたデール・ステインを1門上回った。
| 順位 | 投手 | 国 | テスト門数 |
|---|---|---|---|
| 1 | ジェームズ・アンダーソン | イングランド | 704 |
| 2 | スチュアート・ブロード | イングランド | 604 |
| 3 | グレン・マクグラス | オーストラリア | 563 |
| … | … | … | … |
| 10 | ミッチェル・スターク | オーストラリア | 440 |
| 11 | デール・ステイン | 南アフリカ | 439 |
スタークのキャリア成績は平均26.33、19回の5人撃墜、3回の10門マッチ。ベストイニングスは7対58のままだ。速球投手では、アンダーソン、ブロード、マクグラス、コートニー・ウォルシュのみが歴代順位で上にいる。
この節目は数日前のダーウィンでもうひとつの記録が生まれた流れのなかで訪れた——スタークはスリランカのランダナ・ヘラスを抜き、テスト史上最成功の左腕投手となった。あの試合はバングラデシュの歴史的番狂わせで終わったが、マッケイはまったく異なる応答をもたらした。
シリーズの文脈:クイーンズランドでのリベンジ
2テストシリーズは、思わぬ形でバランスが傾いたままマッケイに移った。2026年8月16日に終了したTIOスタジアム(ダーウィン)でのバングラデシュの9ウィケット差勝利は、オーストラリア本土での初テスト勝利であり、ホームでシリーズ敗北を免れるには強い反撃が必要な状況を生んだ。
| 試合 | 会場 | 結果 |
|---|---|---|
| 第1テスト(8月12–16日) | ダーウィン | バングラデシュが9ウィケット差で勝利 |
| 第2テスト(8月22–26日) | マッケイ | 進行中 — バングラデシュ64全アウト、初日 |
マッケイのグレートバリアリーフアリーナは、オーストラリア男子テスト12番目の会場としてデビューした。沿岸のクイーンズランドのグラウンドは、朝の雲の下でバウンスと変化を生む芝を持ち、シリーズ初戦でバングラデシュのスピナーに有利だったトップエンドの条件より、打者にとってははるかに敵対的な環境だった。
オーストラリアはダーウィンと同じメンバーで臨み、ボウラー陣の壊滅的な仕事のあとトラビス・ヘッド、スティーブ・スミス、マルヌス・ラブシェーニュが打席に立つ予定だった。バングラデシュもダーウィン番狂わせのメンバーを維持したが、6日前に得点を重ねていた上位打線は、スタークの新球ストームを生き延びることができなかった。
数字が示すもの
スタークのマッケイ・スペルは、同世代でもっとも危険な新球投手のひとりである地位を改めて示した:
- 最初の5人撃墜まで22球——テスト史上最速クラス
- 最初の5人のうち4人が無得点退場
- イニングス6対12(10オーバー)
- 440門——マクグラス以外で歴代トップ10に入る唯一のオーストラリア速球投手
フォーマット合計で761門のスタークは、スリランカのチャミンダ・ヴァースと並び、男子国際クリケット歴代12位の共同記録にも並んだ。
討論
スタークのマッケイ・スペルは、ダーウィン後に残された疑問に答えた——だがシリーズはまだ決まっていない。
1. スタークの22球5人撃墜とステイン超えの節目は、バングラデシュの歴史的ダーウィン勝利からわずか6日後に訪れた。このスペルはシリーズの見方を変えるか——それともマッケイは単にオーストラリアが必要としていた条件だっただけか?
バングラデシュはダーウィンで初回に426を積み上げ、その後スピナーが主導権を握った。マッケイのシームに有利な朝は、まるで別のスポーツのように見えた。
2. スタークは440門でテスト歴代門数10位に入り、その上のオーストラリア速球投手はグレン・マクグラス(563)だけだ。引退までどこまで登れると思うか?
2026年後半に36歳を迎え、すでにステイン、ウォルシュ、1990〜2000年代の複数のレジェンドを抜いている。
スタークのマッケイ爆発がテスト史上最も偉大な先発スペルのひとつに数えられるか——そしてオーストラリアがここからシリーズを締めくくれるか、あなたの見方を聞かせてください。